◇eワラントとは
eワラントは、eワラント証券が発行するカバードワラントです。
カバードワラントは、対象資産について一定の期日(権利行使日)にあらかじめ決められた価格(権利行使価格)と決済価格(最終参照価格)
との間の差金を受け取ることができる権利を証券化した有価証券で、満期時に権利行使価格と実際の株価の差額を受け取ったり、
途中売買によって差益を得ることができます。原資産を購入するのに比べて少額資金で投資できる反面、値動きが激しいため非常に
ハイリスク・ハイリターンですが、手数料無料であり、少額資金ながらも原資産に投資するのと同等の投資効果が享受できる商品です。
また、カバードワラントはオプション取引でいう「買い方」となるのみで、「売り方」になることができませんので、証拠金は必要ありません。
【eワラント投資の有利な特性と注意点】
1.有利な特性
幅広い対象への投資が可能
国内株式、日経平均、TOPIX、海外株価指数(中国、韓国、米国)、外国個別株(米国株、中国株、インド株ADR、ブラジル株ADR、ロシア株GDR等)、外国為替相場7種、コモディティ相場(原油、金、銅、アルミ、コーン)、バスケット等
購入代金に対し大きな値動き(てこの効果)が期待できる
一般に株式の3倍~10倍、為替なら10~60倍となる(大きな値下がりリスクもある)。
損失は購入代金(投資元本+手数料)に限定される
夜間もお取引が可能
取引時間(9:00-23:50) ※取引停止時は除く
3,000円程度の少額から取引できる
プット(売る権利)が利用可能な銘柄もある
2.注意点
時間価値が減少する
時間経過による価格へのマイナスの影響で期待したてこの効果が得られない場合がある(影響の程度は諸条件によって異なる)。
マーケット・メイクによる売買
売り気配と買い気配の間に差額がある。
銘柄によって取引停止となる場合がある
売り切れ、取引所取引時間外のニュース等
【リスクについて】
eワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株式・株価指数、投資証券(REIT)、預託証券、国債先物、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動、時間経過(一部の銘柄を除き、一般に時間経過とともに価格が下落する)や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与えるので、投資元本の保証はなく、投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります(ただし、eワラントの価格が極端に低い場合には、対象原資産の値動きにほとんど反応しない場合があります)。
ニアピンeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数や為替相場の変動や、時間経過(同日内を含む)など様々な要因が価格に影響を与えるので、元本の保証はなく投資元本のすべてを失うおそれがあるリスクが高い有価証券です。また、対象原資産に直接投資するよりも、一般に価格変動の割合が大きくなります。最大受取可能額は1ワラント当たり100円に設定され、満期参照原資産価格がピン価格から一定価格以上乖離した場合は満期時に価格がゼロになります。同一満期日を持つ全ての種類のニアピンeワラントを購入しても、投資金額の全てを回収することができない可能性があります。
トラッカーeワラント(カバードワラント)は、対象原資産である株価指数、通貨(リンク債)、コモディティ(リンク債)の価格変動や為替相場(対象原資産が国外のものの場合)など様々な要因が価格に影響を与える有価証券です。このため、投資元本の保証がなく、損失が生じる恐れがあります。トラッカーeワラントの価格は、eワラントに比べると一般に対象原資産の価格により近い動きをします(ただし、レバレッジトラッカーは同方向または逆方向に増幅されたような値動きとなります)が、任意の二時点間において対象原資産の価格に連動するものではありません。また、金利水準、満期日までの予想受取配当金及び対象原資産の貸株料等の変動によって、対象原資産に対する投資収益率の前提が変化した場合には、トラッカーeワラントの価格も影響を受けます。
さらに、取引時間内であっても取引が停止されることがあります。